シンギングボウルの効果、使い方、選び方を解説!心の疲れをこれで癒そう

シンギングボウルとは?

シンギングボールの歴史は約3000年前、ブッダ生誕以前にまで遡ります。チベットのラマ教の高僧が行う儀式で使った仏具なのです。シンギングボールはチベタンサウンド(「チベットの音色」)、チベタンボウルとも言われ、その存在はブータン、ネパール、インド、チベットを中心に、ミャンマー、インド、中国にまで広がりました。

素材は金・銀・水銀・銅・鉄・スズ・鉛の7つを混ぜて作られます。洗面器のような形状をしており、仏壇の前の「おりん」のような手のひらサイズの低価格のものもあります。

通常このボウルは手作りで、それぞれが微妙に違った音を出します。ボウルひとつにつき、ひとつの音階があって、たたいたりこすったりすると、いろんな透明感のある音を出せます。この複雑な音色に癒しの効果があるとされています。音による癒しのツールとしては、最も古くから利用されてきたものであると考えられており、現在ではアメリカやヨーロッパでもその癒しの効果を実証されているヒーリング・ツールです。

最近では「シリカ(=水晶)サンド」という粉から作られたクリスタルボウルいうものもあります。

シンギングボウルの使い方は?

シンギングボウルの基本的な使い方としては、木製のスティックを使ってボウルを叩いたり、ボウルの淵を撫でるように廻します。そうすると、内側に心地よい音が共鳴し、独特の波動が周囲に響き渡ります。この音は倍音と呼ばれ、癒しの効果があるとされています。

シンギングボウルの使い方の手順としては以下の流れです。

1.環境を整える

静かな空間を作り座禅を組みます(胡坐か正座でもよい)。背筋を伸ばして複式呼吸で体中に空気を吸い込み、息を長く吐き出すという動作を数回繰り返し気持ちを落ち着けます。

2.シンギングボウルを持つ

シンギングボウルを持ちます。心棒をシンギングボールの外側の縁に沿って押し付けるようにしながらゆっくりと廻します。体の力を出来るだけ抜いて回してください。暫く廻していると心地のいい倍音の響きが聴こえてきます。

3.廻す速度や押しつける強さを変える

廻す速さや強さを変えて、お好きな音色を探し出しみててください。音色と振動を感じながら気持ちを落ち着けます。

シンギングボウルは、以下のようなときに利用するとよいと言われています。

・1日の始まりに。
・仕事や不眠で疲れ気味のとき。
・気持ちが落ちこんでしまっているとき。
・気持ちがざわついてしまって落ち着きたいとき。
・集中力を出したいとき。

シンギングボウルの効果

シンギングボウルには以下のような効果があるといわれています。

1.ストレス解消

シンギングボウルの倍音には、自然界の中に多く存在し、小川のせせらぎ、打ち寄せる波の音などが持つ「1/fゆらぎ音」という音の特性を持っていると言われています。それによって自然のなかにいるときと同じような心地よい体験ができます。

2.創造性の活性化

シンギングボウルは瞑想の際にトランス状態に入る手助けをし、集中した状態になり、脳が活性化し創造性や想像力の活性化を促してくれます。

3.リラックス効果

シンギングボールの心地よい音色と振動を聴くことで、ストレス解消やリラクゼーション効果に効果的です。シンギングボウルの倍音には、私たちが覚醒しているときの脳波であるβ波から、安らかな気分でいるときのα波に導くことが分かっています。

シンギングボウルの選び方

まず、当たり前ですが金属製のものを選んでください。7メタル製でも、普通の金属製でも、どちらでもよいです。全てが金属で出来ているものを選択してください。

また自分にあったものを購入するのがよいです。初めて購入する方や、家で気軽に鳴らしたいという方は、手のひらにのせられる程度のものが使いよいのではないかと思います。あまり大きすぎても、鳴らし方がよくわからなかったり、使いこなせない人も多いからです。

すでにシンギングボウルを使ったことがある人は、音のバリエーションも楽しめるように、違うサイズ(小サイズか大サイズ)を購入するのがよいです。

シンギングボウル紹介

低価格のシンギングボウル

TOZAI シンギングボウル 10cm, スティック付き / 手打ち柄
民族楽器トーザイ

 

 

 

中価格のシンギングボウル

TOZAI 7メタル 高級シンギングボウル 直径12cm スティック付き
民族楽器トーザイ

 

 

 

高価格のシンギングボウル

MEINL マイネル Sonic Energy Collection ユニバーサル シンギングボウル 13cm SB-U-500 【国内正規品】
MEINL 2015-11-30