今年の夏は、サスティナブルな手作りの蚊取り線香で!

こんにちは、ほと子です。暑い夏が近づいてきましたね。
そろそろ彼らに出会った人も多いのではないでしょうか?
そう・・・
夏の風物詩ともいう、です。緑が多いお寺には、当然蚊も涼みにやって来るでしょうが、皆さんどうなさっているのでしょうか。

ほと子は毎年ドラッグストアなどで手に入れたアイテムで闘っていましたが、いつも殺虫剤の危険性や虫除けスプレーの強烈なにおいに使っていて罪悪感がありました。
そこで蚊取り線香の歴史を調べるとともに、今年は初めて蚊取り線香を手作りしてみようと思います!

蚊取り線香の歴史

蚊取り線香は、1886年アメリカから防虫菊の種を譲り受けた上山英一郎が和歌山県を中心に栽培を始めたのがそもそもの始まりといわれています。しかしその後に粉末状の蚊取り線香を開発したものの普及には至らず、1990年に棒状のスタイルになりその後に今の渦巻き状に進化していったそうです。

防虫菊とは?

防虫菊とはなんでしょうか?
防虫菊は、原産国が地中海・中央アジアといわれていて、古くから防虫効果が知られていたそうです。その胚珠に殺虫効果のあるピレトリンという物質が含まれており、乾燥、粉砕したものに火を焚くことで周りに拡散させて効果を表すものとなりました。ピレトリンは昆虫の神経に強いダメージを与え、神経麻痺を起こすものです。現在は、ほとんどの蚊取り線香でピレトリン類似の全化学合成物「ピレスロイド」が使われていますが、天然で安全な防虫菊は今でも使われている国があります。
万が一、人にピレトリンが体内に入っても即分解され、排出されます。ですが、皮膚に触れるとアレルギー反応を起こす方もいるそうなので取り扱いにはご注意ください。

そのほかに、「シネリン」「ジャスモリン」「アレスリン」などの成分も入っている種類がありますが、いずれも昆虫の神経に影響を与えることにより殺虫効果が期待されるものです。

防虫菊の種類


では、防虫菊を使ったどんな種類の殺虫剤があるのでしょうか?

①防虫菊乳剤
こちらはハエ、蚊に効く液剤ですが、成虫だけでなく幼虫にも有効です。使い方としては、規定の量に薄めた乳剤を庭などに撒くだけです。

②防虫菊粉
こちらは防虫菊を乾燥させ粉末状にしたもので、様々な虫に有効です。
また虫だけでなく魚にも効果がありますが、人体にはほとんど無害で安全だそうです。
粉末状ですが、火を付けて煙を空気中に飛散させることで、その成分が昆虫の体内に入り殺虫効果を発揮するタイプです。

③防虫菊スプレー
こちらはハエ、蚊に有効で、そのままスプレーをすることで殺虫効果を発揮するタイプです。
私もそうなのですが、エアゾールスプレーはにおいが気になる方がいると思いますので、それが難点ですね。

お寺ではどうしてるの?

夏のお寺といえば、手水があったり茂みがあったり日陰があったりと、蚊にとっても過ごしやすい環境ですよね。
でも殺虫という名の通り、殺生をしていいのかなという疑問が湧いてきます。
どうしていらっしゃるんでしょうか?

あるお寺では、「虫も生き物ですからあるがままに」という優しいお話をお聞きしました。
しかしそれでは俗世に住むほと子は辛い・・・

またあるお寺でのお話では、「蚊取り」線香は、蚊を殺すもの。
それに対して「蚊遣り(かやり)」は、蚊を寄せ付けないものという考え方があるそうです。
改めて、やはりお坊さんは素敵な心遣いだなあと思いました。
天然の成分だけで作られた「蚊遣り線香」は虫と共存する心を持ちつつ、やはり不快なことはできるだけ避けたい、という工夫から生まれていて感動です。

普段市販の蚊取り線香を焚いていて、鼻にツンとくるにおいに実は頭が痛くなったり、化学的な殺虫成分を子供も吸い込んでしまっていることに不安を感じたりしていました。
そこで、今回は蚊を殺さない夏を目指して、初めて手作りの自然な「蚊遣り線香」を作ってみようと思います!

蚊遣り線香を作ってみました!

ここからは、あえて蚊遣り線香と呼んでいきます♪

材料

防虫菊パウダー、タブ粉、すり鉢、クリアファイル、水、お好みのアロマオイル(レモングラス)

作り方

①すり鉢に防虫菊パウダーとタブ粉を1:1の割合で入れ、混ぜる(今回は、キャップ2杯分)

②お好みのアロマオイル(エッセンシャルオイル)を10~20滴くらい入れてさらに混ぜる

③さらに水を少量ずつ加えて練っていく(大体25ml位)

④固められる位の柔らかさになったら、クリアファイルで円錐を作り中に詰めて形成する

⑤取り出して、丸一日乾燥させたら出来上がり

エッセンシャルオイルには、殺虫剤のように虫を殺す働きはありませんが、蚊などの昆虫は特定のエッセンシャルオイル(精油)の香りを嫌います。殺さない蚊遣り線香にはぴったりです。
ですので今回は、香りの力も借りることにしました。匂いもとっても良くなるし、まさに一石二鳥♪

ほと子はレモングラスを使いましたが、他にもシトロネラレモンユーカリゼラニウムも虫除けには良いそうです。いろんな香りでたくさん作りたくなってしまいますよ!

まとめ

目を瞑って頭に浮かぶ夏の思い出は、蝉の鳴き声と蚊取り線香の香りがいつもありました。
今年は、それにこの優しい香りが加わるのが今から楽しみですし、殺生をしない仏様の考えに少しでも寄り添える自分になれるのが嬉しく思います。

以前には、夏を題材にした記事「ひと夏のお寺体験」を載せていますので、こちらも合わせて読んでみてください。

この蚊遣り線香の使用上の注意点としては、鈴虫・かぶとむし・クワガタといった『家で飼っている虫』にも効力がありえますので、飼っていらっしゃる方はお気をつけくださいね。

ほと子’s choice

今回クラフトに使ったものたちはこちらです♪

 

 かえる印の天然除虫菊パウダー 300g
   ¥1,680

 

 

 

 香楽ブレンド椨 タブ粉
  ¥385

 

 

気分の上がる蚊取り線香ホルダーを見つけました!


山崎実業(Yamazaki) 収納トレー付き蚊遣り ブラック
約W14.5XD14.5XH15.5cm
¥2,970

 

 

【アジア工房】 スチール製蚊遣り [ブラック] ロータスモチーフ
¥1,808