半袖の出番が増えてきて、夏がすぐそこまで来ている気配がします。
こんにちは。ほと子です。
雨があがり、晴れた青空がまぶしく感じる季節になりましたね。
街角や公園で、いろいろなマルシェが開催されているのを見かけることも増えてきました。そんな中、最近ひそかに注目されているのが「お寺で開かれるマルシェ」です。
「えっ? お寺でマルシェ?」と思った方もいるかもしれません。実は今、地域の人たちとの新たな交流の場として、お寺が出店業者の方たちとタッグを組んでマルシェを開催するケースが増えているんです。グルメや雑貨、音楽やワークショップなど、内容もバラエティに富んでいます。それぞれの土地で、歴史のあるお寺という空間で開かれるマルシェは、街で見かけるものとはひと味違う体験ができるのも大きな魅力です。
今回は、首都圏で6月から7月にかけて開催される注目のお寺マルシェを、ピックアップしてご紹介します。以前ご紹介した「お寺deマルシェ」の記事もリンクしていますので、あわせてチェックしてみてくださいね!
そもそも「お寺マルシェ」って?
お寺マルシェとは、その名の通り、お寺の境内などを会場として開催される市場イベントのこと。野菜や焼き菓子といった食品や、アクセサリーなどの手作り小物を扱う出店者が集まり、地域の人々と交流を深める場になっています。
もともとお寺は、仏教の教えを伝える場であると同時に、地域の人々にとっての心のよりどころとなる場でした。そんなお寺が、現代のニーズに合わせて「誰でも気軽に立ち寄れる場所」として活用されるようになり、マルシェという形で親しまれているのです。
なかには、「お寺」の部分にもスポットライトをあてて、お坊さんと気軽に話せるブースがあったり、写経体験や坐禅体験ができたりするマルシェもあります。「堅苦しいイメージを持っていたけど、変わった」「お寺がぐっと身近に感じられた」など、来場者からの声もポジティブなものが多いようです。
注目のマルシェをチェック!

ここからは、6月から7月に首都圏で開催されるお寺マルシェの中から、おすすめ3つをご紹介します。
本照寺(東京都品川区)|ホッと一息 お寺でマルシェ
6月29日(土)、品川区にある本照寺のすぐお隣にあるフリースペース「寺子屋みろく」で、「ホッと一息 お寺でマルシェ」が開催されます。名前の通り、誰もが気軽にふらっと立ち寄って、ほっこりできる雰囲気が魅力です。
会場となる「寺子屋みろく」は、100年以上使われていた庫裡(くり:お寺で僧侶が生活していた建物)を、2022年にフルリノベーションして生まれたスペース。今では、地域の人たちが集う、学び・出会い・憩いの場として親しまれています。お寺の隣にこんな自由な空間があるなんて、ちょっと驚きですよね。
当日は、占いや雑貨、ワークショップなど、多彩なブースがずらりと並びます。お寺の静けさとマルシェのにぎわいは、一見ミスマッチに思えるかもしれませんが、実はすごく居心地がいいんです。「お寺ってちょっと敷居が高いかも…」と思っていた人にもぴったりな、やさしい雰囲気が魅力。仏教とその文化にもふれつつ、地域の人たちとゆるりとつながる、そんな一日を過ごしてみませんか?
開催日:2025年6月29日(日)11:00〜16:00
会場:寺子屋みろく(本照寺に隣接)
住所:東京都品川区北品川2-20-22
アクセス:京浜急行本線 新馬場駅北口より徒歩1分
イベント情報:https://www.enjoytokyo.jp/event/2016134/
公式サイト:https://www.honshouji.tokyo/
松雲山要法寺(神奈川県平塚市)|お寺deマルシェin要法寺
神奈川県平塚市の要法寺会館・会館広場で6月22日(土)に開催されるのが「お寺deマルシェin要法寺」です。会場には、キッチンカーやスイーツ、ハンドメイド雑貨、アクセサリー、ワークショップ、マッサージ、占いなどのバラエティ豊かなブースが並び、にぎやかで楽しい1日を過ごすことができます。
落ち着いたお寺の風情とマルシェの活気がちょうどよく混ざり合い、普通のマルシェとは一味違う雰囲気。美味しいスイーツをいただいたり、素敵な雑貨を探したり。また、占いブースで未来を覗いてみたり……お寺でしか味わえない特別なマルシェ体験に、日常にちょっと疲れていた、という方も、心がやさしくほぐれることでしょう。屋内会場なので、雨の日でも安心! 初めて訪れる方も気軽に立ち寄れる、温かなマルシェです。
開催日:2025年6月22日(土)10:00〜15:00
会場:要法寺会館・会館広場
住所:神奈川県平塚市平塚4-10-10
アクセス:JR東海道線「平塚駅」より徒歩15分
イベント情報:https://www.instagram.com/p/DIQSMOjPrka/
公式サイト:http://youbouji.jp/
入谷鬼子母神(東京都台東区)|入谷朝顔まつり
一足先に夏の訪れを感じたい方にぜひおすすめしたいのが、入谷鬼子母神(いりやきしもじん)で毎年開催される「入谷朝顔まつり」。江戸時代から行われていた由緒ある朝顔市で、戦後に一度途絶えましたが、1948年に復活しました。今では「お寺×マルシェ」スタイルの夏の風物詩として、幅広い世代に親しまれています。
会場は、入谷鬼子母神(正式名称:真源寺)の境内と、お寺の前を走る言問(こととい)通り。お祭りの期間中は歩行者天国になる時間帯もあり、通りいっぱいに朝顔の鉢植えが並ぶ光景は、まさに圧巻、一度はこの目で見てみたい光景です。期間中は、花開く朝顔を見ようと、多くの人でにぎわいます。朝顔の鉢植えをながめるだけでも癒されますし、気に入る花を探すのも楽しみのひとつです。
朝顔だけでなく、かんざしや風鈴、朝顔をモチーフにした雑貨などのほか、子どもも楽しめるチョコバナナ・綿あめ・ヨーヨー釣りの屋台が出るのもうれしいですね。朝の早い時間帯は比較的空いているので、涼しい午前中のおでかけにもぴったりです。さらに、例年10時〜16時には、境内に入って左奥の玄関で「朝顔守り」の授与も行われます(数量限定)。かわいらしいお守りは毎年大人気なので、ゲットしたい方は早めにいくのがおすすめです。
開催日:2025年7月6日(土)〜8日(月)
会場:入谷鬼子母神(真源寺)周辺
アクセス:東京メトロ日比谷線「入谷駅」徒歩1分
公式サイト:https://www.asagao-maturi.com/
まとめ

「お寺って、どこか堅苦しい」そんなイメージを持っている方もいるかもしれません。ですが、マルシェとなるとぐっと親しみやすくなりますよね。行ってみようかな、という気軽な気持ちで訪れて、美味しいものを食べたり、素敵な雑貨に出会ったりしながら、お寺の歴史や仏教の教えにふれてみるのもよさそうです。心豊かにすごせるきっかけになるかもしれませんね。
これから夏にかけて、週末のおでかけ先として「お寺でマルシェ」を、候補に入れてみてはいかがでしょうか?
もっといろんなお寺マルシェを知りたい方は、
過去の特集記事『「お寺deマルシェ」にレッツラゴー!』(https://www.hotoke.click/marche/)もおすすめです!
ほと子’s choice
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