お正月だけの特別な体験を。魅力あふれる寺院4選！

気づけばもう12月も半ばすぎ、今年もあと少しで終わりですね。

こんにちは。ほと子です。

一年のはじまりは、お参りをしたくなる、という方も多いことでしょう。お正月のお寺には、いつもよりにぎやかで特別な空気が流れていますよね。行事や初日の出など、この時期だけの「ご利益スポット」も！

今回は、そんなお正月限定の魅力を楽しめる、関東のお寺を4つピックアップしました。「どこへ初詣に行こうかな？」と迷っている方はぜひ参考にしてくださいね。

1,堀之内妙法寺（ほりのうちみょうほうじ）｜東京都杉並区
 2,本覚寺（ほんがくじ）｜神奈川県鎌倉市
 3,清澄寺（せいちょうじ）旭が森｜千葉県鴨川市
 4,萬福寺｜東京都大田区
 5,まとめ
 6,ほと子’s choice

堀之内妙法寺（ほりのうちみょうほうじ）｜東京都杉並区

厄除け祈願の寺として知られる堀之内妙法寺。江戸時代から「堀之内のお祖師さま（おっそさま）」として親しまれ、多くの人が新年の厄除けに訪れるお寺です。

お正月の見どころは、なんといっても「お屠蘇（とそ）の儀」。その年の干支が描かれた特製の盃（さかずき）でお屠蘇をいただき、無病息災を願います。干支の描かれた盃は持ち帰ることができ、毎年集めている方もいるほどの人気ぶり。盃の予約や郵送はおこなっていないため、確実に手に入れたい方は早めの来訪がおすすめです。

大晦日には、100人限定で除夜の鐘つきも体験できます。午後11時半から整理券が配布され、午前0時に鐘つきがスタート。祖師堂で御開帳（御祈願）を申し込んだ方は、鐘つきのあと「除厄け福茶」もいただけますよ。

住所：東京都杉並区堀之内3-48-8
TEL：03-3313-6241
アクセス：東京メトロ丸ノ内線「新高円寺駅」から徒歩13分
公式サイト：https://www.yakuyoke.or.jp/event/four-events/m0101/

本覚寺（ほんがくじ）｜神奈川県鎌倉市

鎌倉の本覚寺は、鎌倉時代に源頼朝が建立した「夷（えびす）堂」を起源とするお寺です。室町時代になってからその場所にお寺が建てられ、現在の形になりました。夷堂に祀られているえびす様は、「鎌倉江の島七福神」のひとつとして親しまれています。

本覚寺のお正月といえば「福笹（ふくざさ）」が有名。毎年多くの人が福笹目当てに訪れます。福笹は正月三が日と、1月10日の「初えびす（例祭）」で授与される縁起物です。
笹には、鯛や小判、宝船など福々しい吉兆（きっちょう）が飾られていて、手にした瞬間からパッと気持ちが明るくなるような華やかさ。商売繁盛や家内安全を願う方に長く愛されています。

境内には縁起物の出店が並び、温かい甘酒を楽しむ参拝者の姿も多く、お正月らしいにぎやかな雰囲気に包まれます。とくに1月10日の「初えびす」には多くの人が訪れ、活気にあふれます。

さらに、本覚寺では昔から親しまれている「にぎり福」も人気。愛・健・財・学・福の5つがそれぞれ握り込まれた小さなサイズのお守りで、毎朝ぎゅっと握ると願い事が叶うそう。手のひらにちょこんと収まるサイズで、思わず身近に置いておきたくなるかわいらしさです。

住所：神奈川県鎌倉市小町1-12-12
TEL：0467-22-0490
アクセス：JR横須賀線「鎌倉駅」東口から徒歩6分
公式サイト：https://temple.nichiren.or.jp/0061008-hongakuji/#access

清澄寺（せいちょうじ）旭が森｜千葉県鴨川市

清澄寺は日蓮聖人立教の地として知られ、清澄山の深い森の中にあるお寺です。約1200年前に不思議法師によって開創されたと伝えられています。

寺の敷地内にある「旭が森」は、関東でも屈指の初日の出スポット。水平線からゆっくりと昇る朝日を眺められる絶景地で、「日本の朝日百選」に選ばれています。元日の朝には、この景色をひと目見ようと多くの参拝者が来訪。清々しい空気のなかで迎える一年のはじまりは特別な時間といえます。海と山に囲まれた場所で手を合わせると、気持ちが整って、新しい一年が心地よくスタートできそうですよね。

境内には日蓮聖人ゆかりの史跡も多く、初詣とあわせて散策するのもおすすめです。元日の朝に訪れる場合は、日の出時刻のチェックがマスト。駐車場の台数が多くないため、早めに到着しておくと安心です。

住所：千葉県鴨川市清澄322-1
TEL：04-7094-0525
アクセス：JR外房線「安房天津駅」からタクシー約15分
公式サイト：http://www.seichoji.com/index.html

萬福寺｜東京都大田区

萬福寺画像：大田区提供（昭和58年7月撮影）

東京都大田区にある萬福寺は、境内にリアルな「馬」の像がある、少しユニークなお寺。動物の像が置かれているお寺は珍しく、訪れる人のちょっとした撮影スポットとしても人気です。

2026年は午（うま）年。干支にちなんだ場所をお参りすると縁起がいいとも言われ、「馬があるお寺」として萬福寺を訪れるのもよさそうですよね。初詣の記念に馬の像と一緒に記念撮影してみるのもおすすめです！
12月31日と元旦からの3日間には、お教を唱えることで参列者の平安を祈祷する「大般若会」が開催されます。経本を左右前後に振る「転読」の風にあたると、1年間は無病息災と言われています。

萬福寺は、大森駅からタクシーで5分ほど。落ち着いた住宅街のなかにあり、ゆったりとした気持ちでお参りできる雰囲気も魅力です。

住所：東京都大田区南馬込1-49-1
TEL：03-3771-2140
アクセス：JR京浜東北線「大森駅」からタクシー約5分
公式サイト：https://www.manpukuji.or.jp/

まとめ

お正月のお寺って、どこも特別な雰囲気がありますよね。
今回ご紹介した4つのお寺も「ここならでは」の魅力が詰まっています！2026年は干支にちなんだ場所へ行ってみるなど、いつもとは少し違う初詣を楽しんでみてはいかがでしょうか？初詣先に迷っている方は、ぜひ今回紹介したお寺も候補に入れてみてくださいね。
過去記事で、初詣におすすめのお寺紹介もしています。あわせてご覧ください♪
こちらをご覧ください。