秋があっという間に過ぎて、気づけばコートの出番。ぐっと寒くなりました。
こんにちは。ほと子です。
お寺を訪れたときに、どんなお守りがあるのかを見るのが楽しみという方もいるのでは?
色とりどりのお守りや、ちょっとユニークなモチーフが並ぶ授与所(じゅよしょ)は、見ているだけで楽しいですよね。最近では「ご利益」だけでなく、「デザインがかわいい」「持っていると気分が上がる」といった理由で人気を集めるお守りも増えているそうです。
今回は、「かわいいお守り」をテーマに、ほとけ便りがピックアップした3つのお寺のお守りをご紹介します。お気に入りを探しに、ちょっとお寺へ出かけてみませんか?
お守りってどんなもの?

お守りとは、開運や厄除け、健康、学業成就などを願う縁起物のこと。「御守」「御守り」とも書き、お寺や神社で授かることができます。お守りの中には神様や仏様の力が込められたお札が入っていて、それを身につけたり持ち歩いたりすることで、ご加護をいただけるといわれています。
袋の口を結ぶ紐には「神仏の力が逃げないように」という意味があって、そんな細やかな工夫にもお守りの魅力を感じます。
お守りの起源は縄文時代までさかのぼり、魔除けの勾玉(まがたま)がルーツとされています。平安時代には、陰陽師が災難除けのためにお守りを持ち歩いていたそう。お守りは「1体、2体」と数えますが、今でもそう数えるのは、お守り自体が崇める存在であり、神仏に対する尊敬の念を表しているためです。また、購入・販売とは言わず、授かる・授与するという表現を使います。
現代では、健康・安産・恋愛・交通安全など、願いごとに合わせてたくさんのお守りがあります。「かわいい」「個性的」「SNS映えする」といったデザインのお守りが続々と登場し、話題を集めることも。伝統的な和柄のものから、動物や花をモチーフにしたかわいいデザインまで、選ぶ楽しみも広がっています。
関東で話題のかわいいお守り3選

お守りには、そのお寺ならではの個性が表われます。ここでは、関東で「かわいい!」と話題になっているお守りを3つご紹介。デザインはもちろん、込められた想いやお寺の雰囲気も一緒に楽しんでみてください。
押花まもり|法輪寺(ほうりんじ)東京都新宿区

毎月1日に授与がはじまる「押花(おしばな)まもり」は、1日50体限定のレアなお守りです。住職が毎朝「諸縁吉祥」「良縁成就」を祈願してくださるというものとのこと。
お守り袋にはレース生地が使われており、一つひとつ模様が異なります。それぞれの個性、かわいさがあるのが特長です。自分の好みに合うものを、悩みながら選ぶのも楽しいですね。どんな柄のお守りに出会えるかは、お寺に足を運んでからのお楽しみです!
受付は午前の部(9:00〜12:30)と午後の部(13:00〜16:00)があります。月の途中で授与が終了することもあるので、気になる方は早めの来訪がおすすめです。
さらに、切り絵で作られた繊細なデザインの御朱印も人気。スマホケースに入るサイズの「切り絵護り」も注目のアイテムです。
気になる方は、公式Instagram(https://www.instagram.com/hourinji)で最新情報をチェックしてみてくださいね。
住所:東京都新宿区西早稲田1丁目1-15
TEL:03-3203-5410
アクセス:東京メトロ東西線「早稲田」駅から徒歩2分
公式サイト:https://www.ho-rinji.com
ギャルソンお守り(愛称)|圓能寺(えんのうじ)東京都大田区

成田山新勝寺の末寺(まつじ・宗教的な結び付きがあること)として知られる圓能寺は、地域の人たちに長く親しまれてきたお寺です。そんな圓能寺で人気なのが、円をモチーフにしたお守り。たくさんの円が並んだドット柄には、「たくさんのご縁がありますように」という願いが込められています。
デザインのかわいさから、ファッションブランドの「コム・デ・ギャルソン」を思わせる雰囲気だと話題に。いつしか「ギャルソンお守り」の愛称で呼ばれるようになったのだそう。
カラーは赤・青・黒など、鮮やかな6色展開で、どの色にも存在感があります。おしゃれに持ち歩けるお守りです。
お寺を訪れて、実際に手に取って選ぶのもおすすめ。お気に入りのご縁カラーを見つけてみてくださいね。
住所:東京都大田区山王1丁目6-30
TEL:03-3771-1229
アクセス:JR京浜東北線「大森駅」北口(山王口)徒歩3分
公式サイト:http://ennoji.or.jp/index.html
四季の花お守り|満福寺(まんぷくじ)神奈川県鎌倉市

鎌倉と藤沢のあいだ、江ノ電「腰越駅」から歩いてすぐの場所にある満福寺。四季折々の花をモチーフにした「四季の花お守り」が人気です。春は桜、夏は朝顔、秋は紅葉、冬は梅。季節ごとにデザインが変わるので、つい集めたくなってしまうかわいさ。一般的な四角いお守りではなく、花の形をしているのもポイントで、華やかです。

満福寺は、源義経ゆかりのお寺としても知られています。壇ノ浦で平家を滅ぼしたあと、兄・頼朝に鎌倉入りを拒まれた義経が、ここで手紙をしたためたと伝えられています。義経の生涯を描いた襖絵(ふすまえ)もあり、見どころもたくさん。お守りをいただくついでに、ちょっと足を止めて歴史を感じるひとときを過ごすのもおすすめです。

住所:神奈川県鎌倉市腰越2-4-8
TEL:0467-31-3612
アクセス:江ノ島電鉄「腰越駅」徒歩3分
お車の場合 横浜横須賀道路「朝比奈インター」より約25分(駐車場あり)
公式サイト:http://www.manpuku-ji.net/
まとめ

どのお守りも、見た目のかわいさだけでなく、お寺の想いや歴史が感じられる素敵なものばかりです。お気に入りを探しにお寺を訪れるのはもちろん、誰かへのプレゼントに選んでみるのもおすすめです。
以前ほとけ便りでもご紹介した「初詣でゲットしたい!寺院のお守り・お札ベスト5」でも、見た目のかわいさとご利益を兼ね備えたお守りを紹介しています。こちらもぜひ見ご覧ください。
【参照サイト】
https://otent-nankai.jp/category/topic/221221_omamori-type_844
https://thegate12.com/jp/article/458
https://www.instagram.com/hourinji/?hl=ja
https://rurubu.jp/andmore/article/2323
ほと子’s choice
ちょっとかわいいアイテムをピックアップしました。ご参考にどうぞ!
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