【お寺グルメ】お寺の近くの美味しい蕎麦屋〜寛永寺編

お寺の近くには、美味しいお店がありますよね!そこで今回は旬の新蕎麦を求めて、ほとけ便りらしくお寺近くの蕎麦屋巡りをしようと思います。第一弾は、寛永寺編です。

お蕎麦とお寺の関係

まず、なぜお寺の周りには蕎麦屋が多いのか。そこから調べてみようと思います。

昔から、門前町には蕎麦屋が有名なところが数多くありました。もともと、お蕎麦は精進料理のひとつにもなっていることと、急なお客さまにも対応しやすい、すぐに出せるおもてなし料理として、文化が広まっていったと考えられています。

またご住職に伺ったところ、「駆け込み寺」という言葉がある通り、避難所や地域のシェルターとしての役割があるお寺には、保存食にもなるお蕎麦は便利だったそうです。

このような利点以外にも、お寺とお蕎麦には深いつながりがあります。天台宗などの僧侶は、米、麦、粟、キビ、豆を一定期間食べない「五穀断ち」を行う修行があります。しかし、お蕎麦は五穀に含まれません。お蕎麦は、僧たちが厳しい修行中でも食べることができる貴重な栄養源だったのです。

また、お寺のお蕎麦といえば深大寺を思い浮かべる方も多いかと思いますが、調布市観光協会によると、江戸時代、深大寺周辺の土地がやせていて米の生産に向かなかったため小作人が蕎麦を作って、蕎麦粉を深大寺に献上したのが始まりと言われています。それを寺の住職たちが蕎麦として打つようになり、かの徳川第三代将軍徳川家光が鷹狩りの際に深大寺に立ち寄って蕎麦を食べ、褒めたとされている文献もあるほどの知名度になっていったのです。

そして深大寺の総本山である、上野寛永寺の門主第五世公弁法親王はこの蕎麦を非常に気に入り、寛永寺にも広まったとか。その寛永寺について、少し触れておきましょう。

天台宗別格大本山 東叡山寛永寺

東叡山寛永寺

寛永2(1625)年に、幕府と万民の平安・安泰を祈る祈願寺として、慈眼天師天海大僧正(てんかいだいそうじょう)によって創建されました。山号は「東の比叡山」の意、寺号は寛永年間に創建されたことによります。
後には、第四代将軍・德川家綱公の霊廟が造営され、将軍家の菩提寺も兼ねることとなりました。また東叡山主に皇族(輪王寺宮りんのうじのみや)を迎え入れたことにより、江戸時代の寛永寺は格式と規模において我が国屈指の大寺院となりました。
しかし幕末の上野戦争で被災し、敷地の大部分は明治初期に上野公園となりました。太平洋戦争後は新たに霊園を造営し広くお檀家を受け入れるなど、伝統を守りながらも多くの人々に親しまれ今日に至っています。

不忍池辯天堂(しのばずのいけべんてんどう)

不忍池天堂は、天海大僧正が水谷伊勢守勝隆(みずのやい せのかみかつたか)の支援を得て、比叡山麓の琵琶湖竹生島になぞらえて寛永年間に不忍池に中之島を築き、その地に建立されました。そしてご本尊の八臂大財天(はっぴだいべんさいてん)もまた、竹生島の宝厳寺から勧請しました。現在のお堂は八角の丹塗りのお堂で、中陣の天井には芸術院会員児玉希望画伯による雄渾な龍が、また児玉画伯ご門下の方々によって四季の名花が描かれています。

(公式パンフレットより抜粋)

一面蓮の葉で幻想的な不忍池や、桜の美しい清水観音堂、上野動物園の隣には五重塔もあり、広い敷地内は見どころが万歳です。
そして今は、上野公園にある東京国立博物館で、「最澄と天台宗のすべて」という特別展が開催中です。

蕎麦屋巡りをしよう!

蓮玉庵 (れんぎょくあん)

不忍池の近くにある、160年以上続く老舗の蕎麦屋です。
歌人・斎藤茂吉も、「池之端の 蓮玉庵に吾も入りつ 上野公園に行く道すがら」と詠んだそうで、他にも森鴎外、坪内逍遥や樋口一葉などゆかりのある文豪・文化人は数多くいるそうですよ。店名も、美しいですね。

こちらは、お昼限定の3枚重ねのざる蕎麦が有名だそうで、いただいてまいりました。
真ん中のザルは、日替わりで別打ちが楽しめます。
コシもあり、香もよく、おいしかったです。そして蕎麦湯がとても素敵なやかんでお店の歴史を感じました。


営業時間:11:30~18:30
定休日:毎週月曜日、第2・第4火曜日、祝日営業(翌日休み)
住所:東京都台東区上野2-8-7
電話:03-3835-1594

新ふじ

不忍池からほど近い、街に根付いた創業明治42年という老舗の蕎麦屋さん。
多くのお客様で賑わっていました。

誘惑に負け、もりではなくとろろ蕎麦を注文。命を大切にいただきました。

営業時間:11:00〜15:30/17:00〜20:00
定休日:毎週日曜日
住所:東京都台東区池之端2丁目8−4
電話:03-3821-3913

翁庵

上野駅の近くにある、創業明治32年のこちらも老舗のお店。
店内の雰囲気もよく、お昼を過ぎた時間でしたのにお客様で賑わっていました。

艶々の新蕎麦は、香りもよく喉越し抜群でした。

営業時間:10:30〜20:00
定休日:毎週日曜日
住所:東京都台東区東上野3丁目39−8
電話:03-3831-2660

ほと子の胃袋も、大満足です♪ご馳走様でした!

まだまだある、お寺のお膝元の蕎麦屋

東京以外にも、こんなに趣のある蕎麦屋を見つけました。
秋のお出かけのご参考になれば嬉しいです。

東高野山 長命寺 長命寺蕎麦豊島 https://www.chomeiji-soba.com/

住職が打つ蕎麦 https://www.akita-abs.co.jp/blog/radipal/archives/25489

蕎麦打ち体験もできる https://shobu.co.jp/sp/

寒河江の寺そば https://jionji-terrace.jp/food/

まとめ

蕎麦は、挽きたて・打ちたて・茹でたての3たてが最高と言われていますが、栄養価の高い保存食の一面もあり昔から重宝されてきたからこそ、お寺の近くに蕎麦屋が多く栄えてきたのですね。

そしてやっぱり、お蕎麦は美味しい。お寺のお散歩をしながらの蕎麦屋巡り、第二弾も行ってきたいと思っています!

ほと子’s choice

というわけで、今回のほと子’s choiceは、家で楽しめるお蕎麦がテーマです。


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